エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社企業情報

創業者メッセージ・ビジョン

未来に向けて、進化し続ける企業でありたい

元代表取締役会長 堀 晴彦

満50歳となった時、会社に勤務して27年、これからの人生は自分自身の為の仕事をしよう、そして定年の無い場で、生涯現役を貫こうと決意しました。その思いが、エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社を創業する原動力となったのです。

1996(平成8)年7月、千代田区一番町のワンルームマンションにオフィスを構え、会社を設立。たった一人での船出でした。年齢を考えれば、周りからは無謀な行動に映ったことでしょう。不安の渦中にあった家族も、私の決意を受け止め、創業時には精一杯の支援をしてくれました。

しかし私自身は、決して無謀とは思っていませんでした。むしろ大きな開放感と夢の実現に挑戦することの充実感を味わっていました。夢の実現とは、「世の中のためになる有意義な仕事を毎日楽しみながらやって行ける会社、そして社員全員が生き生きとして働き続けられる会社をつくること」でした。

会社設立前に「10年計画」を立てました。設立3年目には新規事業を立ち上げること。5年目には株式公開を果たすこと。そして10年目には磐石の会社とすること。

そして、「100年続く会社にする」というビジョンを自らの心に刻んだのです。
以来、思いもよらぬ社会情勢、国際経済の変化という荒波にもまれ、苦境に立たされたこともありました。その度に全社一丸となり、知恵を働かせ、苦しくともうつむくことなく、ただ前だけを見つめて歩んできました。

「会社を支える柱となる事業は一つであってはいけない、複数の柱を持つことで、外部環境の影響に翻弄されない強い会社となることができる」との考えから、既存の事業分野にこだわることなく、小規模ながらも積極的に新しい商品開発や新規事業に取り組んできました。変化の激しい世界にあって、華々しさとは無縁に、地道にこつこつ努力を重ねて、花となり実となるような仕事をやり続けて行く集団、こんな姿の会社像を描きながら、ここまで経営努力を積み重ねてきました。

しかし、当社はまだまだ未完成、発展途上にあるのも事実。この先、幾度もの転換期を迎えることでしょう。変化なくして成長などあり得ません。常に進化し続けなければなりません。これからも、エフ・アイ・ティー・パシフィック株式会社は、社員一人ひとりが常に自ら考え、試行錯誤を繰り返しながら挑戦を続ける会社でありたいと考えています。それが会社の成長のみならず、社員一人ひとりの成長や夢の実現につながるのだと信じています。
 
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